The journey of Marialuisa

若干厨二病のMarialuisaの気まぐれ旅行

これぞ旅!

 今まで色んな旅行、国内海外を問わずしてたんだけど

 この旅行は一番大きな思い出旅行です。

 人それぞれ一番の思い出の旅行ってあると思うんだけど、

 私にとってこれだと断言できる旅。

 そう、旅行と言うより、まさに旅…。

 初めての自分の企画旅行、初めての地、初めての言語、初めて友達と二人きりで旅行。

 初めてづくし!なのに、行こうってんだから命知らず…。( ;^^)ヘ..

 この時点で気が付けばよかったんだけど、楽観主義2名にとって問題にならなかった…。

 何がきっかけで、何でそう話題にもならなかったタイに…。

 (ちなみにこの旅行の2年位後に石田一成が

  テレビで『タイには若いうちに行け!』って言ってた。)


 最初は他愛もない世間話…。お互いが一番!ってほど仲が良い訳でもなかった同士。

 学校で話すくらいの友達だった。互いに相談したりするような仲でもないのに

 通じる物は何かあったんだよ。絶対…。


 久保ちゃん。


 とても気の付くとても感じの良い女の子。そう、女の子…。口癖はプリーズ!

 何故ならマックでバイトしてたから…

 『チーズバーガー1プリーズ!』聞いた事あるでしょう?

 マックの店内で…。


 久保ちゃんがいよいよ卒業して就職!

 海外に行った事のなかった久保ちゃんは卒業旅行に行きたい!

 ってんで、高校の時、体育祭とかの応援で

 サボテンシスターとしてコンビを組んでた私と


 あたしの友人(本家本元のマリアルイッサ)の元へ行く事に…。

 サボテン!と言えばメキシコ!いざ、メキシコへ2週間の旅!!!\(>▽<)/

 の、はずだった…。行き先や、行きたい所、

 二人で調べ上げて泊まる所は友達の家なんだから

 宿賃いらずってんで、予算は10万円。

 (飛行機代はこの時点では込みだった…世間知らず…。)


 アカプルコで坂本 龍馬像の前で写真撮る!とか、ラスベガスに寄っちゃう?とか…。

 散々悩んでコースを作り上げ、いざ飛行機を取ろうとしたら…

 マリアルイッサから電話…。




 『ナイセンオキタ。イマ、クル、アブナイ。クルナ。』




 日本語喋れないから、こんな事言った訳ではないけど、私にはこう聞こえた…。

 え~?怖いから行くの止めよ…と二人で話し合ったんだけど、考えてみれば卒業旅行。

 しかも、私も2週間の休み申請済み。

 どこでも良いから行きたいと久保ちゃんからの要望。

 幸い、私は添乗員。会社に行けばその道のエキスパートが選びたい放題!

 会社で営業やってる人に聞いたら、まず予算の時点で無理!って言われた…。( ;^^)ヘ..

 飛行機代抜きで、10万で2週間過ごせる海外!

 これにテーマを変えて探してもらった。

 すると、社員総出で考えてくれて、みなの意見が一致したのが…そう…





 Thailand





 だったのよね~。しかもサムイ島!と指定の島まであり…。

 ここを勧められて『へ~良いかもね~。南の島~(どこだかわかんないけど…。)』

 会社の人も、みな何故か自分の旅行のように張り切ってくれてた…。

 言えない…タイってどこですか?って…言えない…社会主義国家ですか?

 『友達に相談してみます~~~!』

 にこやかに会社を出た…。まぁ久保ちゃん知ってるかな~。良っか~~~。

 気が付け!Maria!同じ高校に行ってたんだ!同じレベルなんだ!


 家に帰って、早速久保ちゃんに電話。彼女も二つ返事で快諾。

 行き先、決定!!!♪☆\(^0^\) ♪(/^-^)/☆♪

 電話でお互い…





 『タイってどこ?』






 行く事になった事を会社の人に告げると、飛行機の手配から何から全部してくれた。

 今だに聞けない…タイってどこ???インドより遠い???

 タイでの生活について、代わる代わる色んな人からのアドバイス。

 結局ガイドブックを買って自分で調べた。←初めからそうしろ!!!

 なんとか、金をかけずに!って思ってたんだけど買ってよかった…。

 後からわかるんだけどね。このありがたみ。

 貧乏旅行ならタイ!と言って色々アドバイスしてくれてた人に旅行1週間前になって

 やっと、言えた。『私、最初タイってどこかわからなかったんですよ~』

 『バンコクとかって何言ってるのかな?って~~~』笑いながら話す私を見ながら

 遠くで固まる支店長…『い・・・行くな!死ぬぞ!』

 あ・・・あれ?ここ笑う所。いたたまれなくなって会社を出た。


 旅行前に同級生のじゅんじゅんに会った時も

 『良いか!詐欺師の格好した詐欺師はいない!これを覚えておけ!』

 なんで?みんなそう言うの?なんで不安なの?

 何だかわからないけど、不安になってきた…。けど、元来のお気楽性格…。

 3歩歩くと忘れるんだよね…。┐('~`;)┌


 そんなこんなで出発前夜。久保ちゃんの家に泊まりに東京へ…。

 朝は8:45分の成田エキスプレス。久保ちゃんの家は世田谷。電車で15分。

 地理的に詳しくないので東京は久保ちゃんにお任せ!って…ここで間違ってる!って

 後から、じゅんじゅんに言われた。久保ちゃんは結構ヌケてるらしい…。

 だって、私の中の印象はしっかりした子!だったから…。


 8時に家出れば大丈夫だから、7時に起きれば大丈夫って言われてたのに

 夜遅くまでくっちゃべってた挙句、久保ちゃんに勧められて読み始めた少女漫画が

 読み終わらない…一体何巻まであるの…。(@_@;)




 起きたら、8時だった…。

 |||||||||||||凹[◎凸◎;]凹|||||||||||||寝坊した~~~!

 あせって出たんだけど、ここで???ん???

 久保ちゃんの家から駅まで歩いて15分かかるのよ。2週間分の荷物持って移動だから

 余計に時間もかかってる…。


 ちなみにタイでスーツケースを持ってると金持ちに間違えられて狙われやすい!

 と、聞いてた私たちは修学旅行バック2個くらい抱えての移動…。

 新宿駅構内での移動も含めたら、元々8時に家出てたんじゃ、

 間に合わなかったんじゃない?


 もちろん、間に合わず慌ながらも添乗員のサガかな…特急料金は無理だとしても

 普通乗車の分だけでも払い戻してもらった…余裕あんな…お前…。

 自分で突っ込む…。


 急いでタクシー乗って成田へ…

 タクシーのオジサンもあせってた…完全に間に合わない時間だったからね…。

 駆け込み乗機で、なんとかセーフ…てか、CAさんかなり怒り顔だったけど…。


 ちなみにタイの通貨にはタイの空港に着いてからかえるズサンな二人…。

 プラス、タイ語は機内ではじめて見た。えへへ…。確かに不安…。( ;^^)ヘ..




 6時間のフライトで(←お!なんか格好良い言い方!貧乏なのに!)タイ到着!

 空港を出ると、旗を持った人たちがワンサカ!

 みんなツアーなんだ~って呆然。あれ?私たちだけだよ…個人…。

 空港を出るか出ないかって時に、右も左もまさにわからない時に早速怪しいオジサン登場!

 白タク?って思ってたんだけど、英語が堪能な彼は空港職員だった。

 おのぼり風の私たちを見て不憫に思って声をかけてくれたらしい。

 一泊150円程度の宿があるって聞いてたので、そこ探して泊まろう!って

 決めてたんだけど、時間は既に夕方6時。

 オジサンがしきりに『危ない!危ない!』と連発する…。

 なんだか良くわからないけど危ないらしい…と久保ちゃんに伝えると、

 とりあえず2週間もあるんだし

 今日、荷物持って探すの大変だし、観光案内所で泊まる所探そうって結論。


 オジサンに案内されて、案内所で偉い良いホテルを紹介される。

 この時まだ感覚は日本人。一泊1500円でこのホテル泊まれちゃうの???

 二人で快諾。結局3泊取ってもらった。

 この後、オジサンは私たちが白タクに捕まりそうだとでも思ったんか、親切にタクシーまで

 手配してくれた。そんなに頼りないか…。それにしても、最初は怪しいと思ったオジサン。




 すっごい、良い人!!!\ ( * ⌒ ▽ ⌒ * ) /わあ~い




 そんなこんなでホテルへ行くと観光案内してるお姉さんがいた。

 夕ご飯に何食べて良いのだかもわからなかったので、

 お姉さんが案内してるタイダンス見ながら夕食!と言うリッチなショーに行く事に…。

 行く途中案内のお姉さんは実はアメリカに住んでたって事を知って意気投合!

 しかも、結構近所だった。

 後日、このお姉さんに市内観光、アユタヤ、郊外の方など案内してもらったんだ。




 すっごい、良い人!!!\ ( * ⌒ ▽ ⌒ * ) /わあ~い




 次の日は、本当に自力で観光!って思って若者の集まるスクウェアにトゥクトゥクと言う

 バイクの後ろに乗る所着いてる乗り物で、そこまで50バーツで行った。

 凄く広いスクウェアを右往左往。昼に出たのにあっという間に夜。


 ちなみに私、香草が苦手でこの時点でタイ料理が全く口に合わないことが発覚!

 ホテルに引き続き思わぬ出費。タイ料理以外は普通に高いのよ。

 ちなみにデパートの階段に座ってた若者?2人組みにタイの良さを教えてもらった。

 面白いお兄ちゃん達だった…。




 すっごい、良い人たち!!!\ ( * ⌒ ▽ ⌒ * ) /わあ~い




 もう、10時だってんで、トゥクトゥクに乗って帰ろうとして、交渉へ…。

 トゥク2は料金交渉制。夜って事もあってかなり数がいなかった。

 私が話し掛けたトゥク2の人は全く英語が話せなかった。

 ホテルの名刺(裏に地図付)を持ってたので

 見せると、80バーツで行ってくれるって。夜だし夜間料金かな?まぁ良いや、疲れたし。

 夜の街を颯爽と進む…進む…進む……………………ん???

 来る時は15分位で着いた。ちなみに混んでた。

 もう、20分位乗ってる…ちなみに空いてる…。


 目の前にはライトアップされたタイの王室(皇居みたいなもん)

 写真!のジェスチャーをする彼…。

 久保ちゃんと二人、あぁサービスで連れてきてくれたんだ?観光客だと思って…。

 勝手に解釈。でも、念のため荷物は全部持って降りる。

 まぁ置いていかれても、まだお金払ってないし、違うの捕まえれば良いしね。

 写真撮り終わってから後ろ振り向く。まだいる…。

 どうする?なんかやばそうだよね?と話しながら怖いので戻る。

 とりあえず、こっちは二人だしいくら男でも女二人には勝てない!でしょう?

 この後の段取りを日本語で心置きなく相談する。




ま『とりあえず、このバイクなら運転出来そうだ』

久『大丈夫?』(ちなみに二人とも無免)

ま『うん。暗めの道でもしも止まったら、すかさず脳天蹴るから…』

久『わかった。引き摺り下ろせば良いね?』

 コクンと頷く二人…。

 緊張した面持ちで辺りの様子を伺いながら…




 トゥク2はドンドン明るい所へ…あれれ?違うホテルに着いた。

 私たちを振り返りながら走ってホテルへ駆け込む彼。

 『え?どうしよう?今のうちに逃げる?』

 相談する間もなくホテル内から男が一人…。

 後を追ってくる彼…男は英語で言った…。




 『彼、英語話せないので通訳します。』







 『道に迷ったそうです。』





 \(◎∠◎)/え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~????

 なんとか、そのホテルの人に道を聞いて自分たちのホテルに1時間半後に戻ってこれた。

 驚くべき事実は、彼は今日がトゥク2の初仕事だったらしい。

 しかも初乗客は私たち…。不憫すぎる…。(;_q))

 さぞや、不安だったろう…。そんな彼に私たちってば…。

 ホテルに着いてから、料金を払おうと思い相談した結果、あまりに可哀想だったので

 時間はかかったけど80バーツに色つけて100バーツ渡してお釣りを拒否したら

 彼は私たちがエレベーターの乗るまで祈る格好で礼をし続けた。

 あぁタイの人って…




 すっごい、良い人!!!\ ( * ⌒ ▽ ⌒ * ) /わあ~い






 さて、今回の旅行のメインは南の島って事で、バンコク空港に逆戻りして

 国内線にていざ『コ・サムイ』へ!!!

 あっと言う間に乗り遅れ…( ;^^)ヘ..次の便で行く事に…。

 その時、何かのトラブルで荷物だけ先に行ってしまったタイ人の女の子と知り合った。

 ただ、ボーっと待ってるのも何だから色々話をして待っていた。

 仲良くなったその子の名は『ダッチニー』タイってよりかフィリピン系の顔だった。

 就職により、サムイ島で2週間の研修だったらしい。

 研修の日より2日も早く着て研修に備える予定だったんだけど、研修所には入れるのは

 もちろん当日って事で、友達の家に世話になると言ってた。

 いざ飛行機に乗ろうとしたら…あれれ?階段が5段ほどしかないんですけど…。

 およよ…プロペラが見えるのですが…。




 ・・・・・・・・・(-_-)・・・・・・・w(☆o◎)wプロペラ機???




 人生初のプロペラ機です…。しかも、予想だにしなかった時に…。

 そんなこんなで島に到着…。管制塔らしき物を機内から確認。・・・・・。

 でも、ないんです…あるべき所に空港の建物が…。

 どこに着いちゃったわけ???と不安げだった私たちにダッチニーは明るく言った。

 『あれが、空港だよ!』指差す先には、どう見てもホッタテ小屋…。

 しかもさ、窓とかないの!本当に南の島のフローネの家が地上にあるみたいな…。

 コンピューターとかあるのに、窓とかないの…。

 しかも笑うことに、滑走路から歩き…。バスは???ねぇバスとかないの???

 これだから、先進国に育った人間は環境の変化に弱い…。

 目が点になるような連続な出来事は更に私たちを襲った…。

 友達の家に泊まると言ってたダッチニーの友達と彼女は連絡が取れないらしい。

 お金がないので、うちらの部屋に泊めてくれと言う…。

 女の子だし、弱弱しい感じだったし…不安ながらも相談した結果、一緒に泊まる事に。

 念のため全財産は肌身離さず携帯する事に…。

 ツインで取ってた部屋に、エキストラベッドを入れて無理やりトリプルに…。

 まぁ恐ろしく広い部屋だから問題なかったんだけど…。

 目の前には海!そしてもちろんそこはプライベートビーチ!

 それに部屋の直ぐ前にはプール!

 極楽浄土である…。この時はまだ知らなかった…

 本当に極楽浄土に行きかけたことを…。




 ダッチニーは素で良い人だった。

 さすがに島の方に来ると今まで通じてた英語が通じなくなる。

 彼女は彼氏がイギリス人なだけあって英語が堪能だった。

 もちろんタイ語も上手(タイ人だからね…;^_^A)通訳してもらって何とか生活してた。

 プールバーに誘われていくと、プールってそのプールかい!!!って突っ込みたくなった

 卓球バーとか、地元の人しか知らないクラブ。レストラン、コンビニ。




 すっごい、良い人!!!\ ( * ⌒ ▽ ⌒ * ) /わあ~い




 コンビニに行った時、いつものように馬鹿でかい声出しながら

 ひとつひとつに感動する我ら…。

 そこに東洋人であろう男性が…『…日本人の方ですか~?』

 島にはほとんど観光の西洋人か地元のタイ人しかいなかったのでビックリ!

 春休みを利用して一人旅をしていた、同じ年の『京大生』←初めて見た、生で…。

 タイからシンガポールに1ヶ月かけて抜ける旅だったそうだ…。

 仲良くなり、一緒に行動するように…

 ヒョロっとした人で、明らかにうちらの方が強そうだったけど

 とりあえず、男子!と言う事で不安も減った。

 何せ3人でクラブに行った時、変なヨーロッパ人にからまれ、うんざりしてたので…。

 ダッチニーの仕事が始まり昼間は一緒に遊べなくなった。ので昼間は3人で行動。

 夜は4人もしくわ、京大生の磯部さんの友達になった大阪の男性と5人で遊んでた。

 交通手段が乗合バスで、ホテルの前には一時間に一回しか通らないので、免許なくても

 バイクや車が借りれるって事でバイクを借りる事に。一日100円程度だった。

 もちろん無免許だけど、バイクくらいは誰だって運転できるって事で借りたんだけど

 このバイク、二人乗り(あっちでは当たり前、もちろんノーヘル)してると坂登んないのよ。

 重いバイクを押して登るハメに…って事で今度はバイクを返して車を借りる事に…。

 ドンドン大胆になる違反行為…。車の方はちょっと割高で一日500円。

 しかも、何故かジープを借りた…。バカ?ねぇバカ?

 二人とも無免許。

 久保ちゃんはこの時路上教習中。私は…自動車学校にすら通ってなかった。

 ダッチニーも免許がない。磯部さんもない。唯一大阪の人は持ってたけど

 一日くらいしか一緒に遊ばなかった。

 運転してみると、結構簡単!!!ワーイ。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。ワーイ

 やってみた結果、一番私が上手かったので私がドライバーに。

 島自体は車で一時間で一周出来るほどの大きさ。ドライブを堪能してダッチニーを迎えに。

 夕方も過ぎて段々と暗くなってきた…なにもない、街頭もない一応舗装されてる道路。

 そこへ、茶色の犬が横切った…。久保ちゃんの声。

 『ま~~~りあちゃん~~~犬~~~!』

 頭をよぎったのは、お母さんの言葉『いくら小さくても動物轢く奴は人も轢く』…。

 よけなくちゃ!!!!(≧▼≦;)

 よけたさ…ハンドルロックされたさ…横滑りしたさ…クルクル回ったさ…。

 やっと止まった…。

 恐る恐る外を見ると平気そうに歩く犬、隣にはホッと胸をなでおろしてる久保ちゃん

 反対隣を見ると海…もっと近くの外を見ると…崖…。タイヤ半分出てるんですけど…。

 あっぶっね~~~!ガードレールねぇんだもん!

 とりあえず、犬は轢かなかった!とこの時はその位にしか考えてなかった…。

 今、良く考えると、あと5センチで死んでたんだよね…。こえぇ~~~~!




 昼間、磯部さんと久保ちゃんと三人で行動してる時、せっかく南の島に来たんだから!

 と、泳ぎに行く事に。二人だとどっちかが荷物番しなきゃいけないし

 ひとりで泳ぐのもなんだしって事でいざ、ウキウキしながら海へ…。

 交代で南の海を堪能して、そろそろ帰るか…って時に散々塗りたくってたサンオイルが

 気持ち悪かったので…海で落とす事に…久保ちゃんが荷物見てるから!って言うので

 磯部さんと二人で再度海の方へ…夕方になってたので、波も荒くなってきた…。

 足洗ってたら、磯部さんがボソっと…『・・・あ・・・』って…。

 ふと顔を上げると、高波!Σ( ̄ロ ̄lll) 

 もっと、早く言え~~~と思いながら面白いように波にもまれる私と磯部さん。

 次に息が出来た場所は砂浜からはるか離れた場所だった…。(;_q))

 ヤバイ!戻らなきゃ!と思って戻ろうとする…。よく見ると近くで溺れそうな磯部さん。

 うげ!でも、ここ遠いけど足つくのよ。ただ、波がくると顔までかぶってしまって

 息できないんだけど磯部さんは結構背が高かったので問題なさそうだった。


 問題はあたしだった…( ̄□ ̄;)!!

 息できる時と出来ない時が…辛すぎる…。なんとか戻ろうと二人で声をかけながら

 砂浜を目指す…でも、踏ん張ってる足を離すと、アッと言う間に沖の方に持ってかれる。

 ヤバイ…泳げば泳ぐほど沖に連れてかれる…。小学校の時にYMCAでさんま賞をもらった

 バカな意地が…。

 でも、こんな所で死ぬはずはないって思ってる自分と、段々と息が続かない自分。

 30分経っても全然戻れない…戻れないどころか遠くなってる。

 ちなみにこの時久保ちゃんは何してたかと言うと…必死で助けを求める私たちに

 楽しそうに手を振ってると思って手を振り返してくれてた…。

 もうだめかも…と力尽きた時、人間って沈むんだよ~!

 海底って言っても1M60位しかないんだけど

 顔がついたとき、我に返った!!!!ハッ!|o゜)!!!!




 こんな所で死んでられない!!!!!!!!!!




 必死に水をかいて浮上。そこへ磯部さんが…『大丈夫???』って。

 大丈夫じゃねぇ~~~!

 一生懸命息ができるようにしてくれるんだけど、ここでまた水位があがって

 磯部さんすら息するのが辛そうだった。もう、YMCAの意地とか言ってられない…。

 浜に向かって叫んだ。





 HELP~~~~~~!





 すると、磯部さんも…





 助けて~~~~~!!





 ・・・・・・・あのう・・・・それ・・・・日本語・・・。

 それでは、浜にいる久保ちゃんにしかわからないと思うのですが…。

 久保ちゃんが来た所で何の解決にもならないし、むしろ状況は悪化…。

 ダメだ…頼ってられない!と思って必死に叫ぶ。

 でも、風は沖に向かって吹いてる。声って風に乗るのよ。

 全然声が届かない。もう、泣きながら叫んだ。まさにスクリーム





 ああああああああ~~~~!





 悲鳴って風に乗らないんだよ!こんな事、実体験で知りたくはなかったけど…。

 最初に異変に気が付いてくれたのはサンオイル塗ってくれたタイ人の少女。

 久保ちゃんに身振り手振りで、様子がおかしいと伝えてくれたらしい。

 ココでやっと久保ちゃんが気が付いてくれて、砂浜を走り回った。

 そしたら、イタネ!運良く(溺れてる時点で全然運良くないけど…)

 アメリカの海兵隊のバカンス一向と遭遇。10人位で助けにきてくれた。

 まず、私のほうに3人ほど、残りの7人は磯部さんの方に・・・。

 質問なんですけど・・・どうしてあなた達は、普通に帰れるの?

 どんなに頑張っても前に進めなかった私たちって…。浜まで連れてってもらって

 彼らに言われた一言…屈辱だった…。『泳げないの?』

 心配そうに覗き込む久保ちゃん…。磯部さんの無事も確認してホットした。

 久保ちゃんは半泣きで『Mariaちゃん死んじゃったらどうしようかと思ったよ』って。

 疲れて全然声の出ない私と磯部さんに必死で話し掛けてくる久保ちゃん…。

 『溺れてるってわかった瞬間3つの事が頭をよぎってたの。まず一つは、Mariaちゃん

  私のパスポートどこに入れたんだろう?って…。』

 (久保ちゃんは失し物の天才なので預かってた。)

 『後ね、Mariaちゃんのお母さんに何て言ったら良いんだろうとか、

  私どうやって帰るんだろうとか…。』

 久保ちゃん…疲れてっから、あんま言いたくないんだけどさぁ、その話の中で


 あたし、既に死んでるよね?(-_-メ)


 三途の川まで見てきたあたしに地獄に落とされたいか???




 後からサーファーの人に聞いたんだけど、離岸流って満ち潮の時に起きる現象で

 物凄い速さで沖の方に向かって流れる水流があるんだって。

 そこにはまるとプロでもなかなか抜けられないらしい。

 そこにいたのよね。しかも海外の海ってテトラポットないからどこまでも

 行ってしまうのよ。テトラポットって重要!って初めてわかった。

 みなさん注意ですよ!




 ある日またまた三人でお昼でも食べに行こうかとホテルで待ち合わせて

 (磯部さんは近くのバンガローに宿泊してたので)車にも懲りたのでバスで行こうと…。

 磯部さんが約束の時間より少し遅く来た。そんな彼の後ろを通過する見たことある乗り物…。

 あぁ…また乗り遅れた…。

 この旅で何回乗り遅れてるのさ…。

 一時間ホテルでボーっと待ってるのもなんだし、散歩がてら歩いていく事に…。

 歩いてるうちにバスも来るでしょう?と思って歩き始めたんだけど

 ひ弱な我ら…15分も歩くとヘトヘトに…何故なら気温!

 何度あったんだか…のども何だか渇いてきたし…。会話もなくなった頃…一台のバンが…。

 停まった…頼んでもいないのに…停まった…。

 その車の中からタイ人のおじさんが三人…。こちらに向かって話し掛けてる。

 何してるのか聞かれたのでバスに乗り遅れたので散歩がてら歩いてる事を伝えると

 バンの後ろに乗っていけと…。疲れてたあたしたちは快諾。

 乗って、しばらくしてからオジサンは『ナトゥンの滝は見た?あれ見ないと来た意味ないよ!』

 そんなに言うなら…と顔を見合わせながら頼む。

 通常、大きい街までは車で30分なんだけど

 その滝に寄るからって事で山道を…。走る!走る!走る…。

 なんだか、うっそうとした山の中…。やばい・・・かもしれない・・・。

 今度と言う今度こそヤバイかもしれない…。

 磯部さんはタイに着いて直ぐに暴漢に襲われて所持金のほとんどを奪われていた。

 TCでほとんど持っていたので取られたのは現金だけだったから、旅行を続けてたんだけど

 実は、この時直ぐに帰ろうとも思ったらしい…。やっぱり、みんなの言った通り危険なんだ!

 頭によぎる不穏な予想…。バンの荷台から運転席を覗き込む。

 運転…出来そうだ…。またまた日本語での作戦会議…。

 3vs3だし…まずは運転手を襲おう!と一致団結。

 1vs1なら負けちゃうけど、3人で一気に1人を襲えば勝機はある。

 他の2人には目もくれず、襲う計画。車はドンドン深い森の中へ…。

 しばらくすると何台かの車が停まってる場所に着いた。チンケだけど店もある…。

 ここからは歩くみたいだ…全然話をしないオジサン達・・・。

 車を奪って逃げる計画が崩れた…。

 でも、逆らったらココで殺られる!おとなしく付いていく事に…。

 5分ほど歩くと目の前に立派な滝が!!!

 しかも崖!やばい!殺られる!落とされる!

 カメラをよこせとジェスチャーするオジサン。久保ちゃんの立派なカメラを隠しつつ

 私のインスタントカメラを渡す。並べと指示される。崖を背に並ぶ。崖側にもオジサン1人。

 ファインダーをのぞくオジサン。笑えと言う…笑えない私たち…。

 暗めだったのでフラッシュが光る…。

 カメラを手渡され行くぞ!と言うポーズ。

 あぁ、ここじゃないんだ。人が来たから…。(;_q))絶体絶命かも…。

 車に戻るとまた走り始める…。あ…あれ?\(?。?")ハテ?

 直ぐに街に到着~~~~!⊂(◎(工)◎)⊃え???

 車から降りると握手を求めるオジサン。

 良い人だったの?お金を払おうとする私たちに手で断りながら…。


 『良いんだよ、タイは素晴らしい国だってわかってもらいたくて…』


 お…オジサン~~~!ごめんなさい~~~!。・°°・(>_<)・°°・。

 物凄い勢いで殺人犯に仕立て上げてしまいました~~~!

 物凄い想像してました~~~!

 にこやかに去っていったオジサン達をいつまでもいつまでも見送る私たち三人・・・。




 すっごい、良いオジサン!!!\ ( * ⌒ ▽ ⌒ * ) /わあ~い




 早まって襲わなくて良かった…まじで…。



 久保ちゃんがどうしても食べてみたいと言ってたドリアン!

 果物の王様ドリアン!

 市場に行くと普通に100円程度で売ってる。日本で買えば7,8千円しそうな大きさ。

 一緒に買おうって久保ちゃん…私は一度アメリカでドリアンを体験してたので

 お金は払っても良いけど、絶対食べないよ!って伝えて購入。その場でナタで割ってもらう。

 すると、つぅ~~~~ん!{{ (>_<) }} クサ~~~~ッ!!

 しり込みせずに受け取り波止場まで行って腰をおろして初めてのドリアンを感激しながら

 食らう久保ちゃん。私は久保ちゃんより風上に座り、しかも5mくらい離れてたんだけど…。

 どこに逃げても臭い…お願い久保ちゃん一生のお願い!こっち向いて話しないで!

 マジレベルで吐き気MAX…。ガクーン ( ¨)( ‥)( ..)( __)

 『なんの味もしないんだね~』普通に会話する久保ちゃん…。

 『味がしないから王様なんだよ。誰の味覚にもあうでしょう?』と解説しながらも吐きそう…。

 さすがに食べきれない久保ちゃんが『これ…どうしよう?』って…。

 その辺に置いておいても迷惑でしょう?どうする?って話してたら…。

 エイ!って…。海に…

 確かに臭くはなくなるけど…たまにあなたが怖くなる…。( ;^^)ヘ..

 臭い物に蓋したよ…この人…。





 書こうと思えばまだまだネタは出るんだけど、買ったばかりのカメラ盗まれたり

 これは盗まれたと言うより、差し上げた。だって置きっぱなしで…

 タイスキ食べて声変わったり…

 こんなに内容の濃い2週間は後にも先にもこれだけの気がする。

 最終日には二人の所持金合わせても800円も持ってなかったり…。

 35ヶ国語話せる人にタイ語の名前付けてもらったり…。

 ちなみに私は『スマーリー』久保ちゃんは『スジータ』だった。

 意味は覚えてない。

 アユタヤでは遺跡を崩してしまったり…。速攻逃げたけど…。

 何だかんだ言って凄い貴重な体験とわかった事は…タイの人って…




 すっごい、良い人たち!!!\ ( * ⌒ ▽ ⌒ * ) /わあ~い




 そんでもさ、帰ってきてから知った事だったんだけど、私たちと一週間とずれなく

 タイに行った久保ちゃんの友達はタイのホテルで毒殺されたらしい。

 何も疑うことなく私たちは出された物を飲んでた…ウェルカムドリンク…。

 私たちはラッキーだったらしい。

 それは磯部さんからも言われてたんだよね。どうしてだろうか…

 そんなにかしましいかな?良く考えたら、死にそうになったのだって、全部原因は自分。

 日本人に見えなかったか…。そう言えば、久保ちゃんは怪しげなベレー帽かぶってた。

 思い切り日本語はなしてる時に、大阪弁のおばちゃんに英語で話し掛けられて戸惑った。

 日本人である事を言うと『ハワイの人じゃないの?』って…。

 昔L.Aから成田行きの飛行機の中でも日本人の女性に英語で話し掛けられて

 『日本人ですけど…』と言うと『メキシコ人かと思った!』って…。

 外人に見えるって言えば聞こえが良いんだけど、どう考えても、現地系だよね…。

 どっちにしても地黒系…私、そんなに黒いか???



 本当についこの間、じゅんじゅんに久保ちゃんもまた行きたがってたよ。て聞かされて

 今度はじゅんじゅんも行こうよ!って言うと、やだ!私が死ぬからやだ!って…。

 わかんないじゃん。試してみない?|電柱|ー ̄) 隠れニヤリ


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